【タイ】タイの高速道路のETCは「Easy Pass」
Global News Asia / 2015年12月25日 17時0分
2015年12月25日、タイにも日本の高速道路利用料金の電子料金収受システム(ETC)に当たるサービスがある。その名は「Easy Pass」だ。2010年1月にスタートしたサービスで、いわゆるタイ首都高速道路の利用料金を前払いし、特別ゲートを使って入ることができるようになる。
サービス開始当初はシステム自体がうまく作動しないことがあり、逆に通常の料金所の列よりも長く待たされることも多々あった。現在はそのような問題はだいぶ減っており、使い勝手は向上した。また、料金のチャージもセブンイレブンや銀行などでできるようになって便利になった。
加入は高速道路料金所横にある事務所に行って、IDカード(外国人はパスポート)、車のナンバーを持参し、保証金として1000バーツ(ただし、これは初回チャージの意味もあり、返還はされない)を払い込めば装置をその場で渡されるので、フロントガラスに貼ればすぐに利用できるようになる。
すでに装置を持っている人は、サービス開始当初の装置が電池切れになりはじめているので、順次回収が始まっている。返却と同時に新型の装置に新規加入しなければならない。料金残高は継続されないので、銀行通帳を持参して後日振り込み手続きをしなければならない。
また、利用できるのは首都高のみで、例えばガンチャナピセーク通り(外環高速道路)などはシステムが違うため、別途装置を購入しなければならない。タイはバンコクの高架鉄道BTSと地下鉄MRTの乗車カードも共通化しておらず、こういった不便がユーザーに強いられる問題がある。
【執筆 : 高田胤臣】
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