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【タイ】ラーメン激戦区では魅力がないと生き残れない!? 

Global News Asia / 2016年1月8日 9時0分

チャーシューもあぶりにしていたり非常においしい。店内はラーメン屋とは思えないほどおしゃれにできている。(高田胤臣 撮影)

 2016年1月8日、バンコクは日本以上に日系ラーメンの激戦区になっている。日本の有名店が進出してきており、一時期は値段が高騰し続けた。1杯食べるのに日本とあまり変わらないか、為替レートによっては日本より高いときもある。しかし、そんな中で今は新たな局面を迎えようとしており、有名店ながらタイ人が屋台で食べる感覚で注文できるほどに安い店も出ている。

 激戦区となっている中ではありとあらゆる特徴と魅力を磨いていかなければならない。ただおいしいだけの時代は少なくともバンコクでは終わっていて、おいしいは大前提の上でプラスアルファを実現していかなければならない。

 そんな中では日本人が多く住むトンローにある「味噌屋」は定着に成功したひとつのラーメン店だ。2012年4月に進出してきた、タイで初の味噌ラーメン専門店だ。しかも本家から製麺機まで持ち込み、タイでは珍しく自家製麺、しかも味噌も自家製と、ほかには真似のできない店となった。

 進出から3年が経った2015年4月、タイでも話題になった高級デパートの新館「エムクオーティエ」にも「味噌屋」が出店。ラーメンではないがオーガニックなど、本物の素材と味にこだわる風潮ができ始めているので、今後はこういった自家製にこだわった店がラーメン専門店にも増えるのかもしれない。
【翻訳/編集 : 高田胤臣】

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