【フィリピン】AIIBに署名―水面下で南シナ海問題で中国が譲歩した可能性

Global News Asia / 2015年12月31日 21時52分

フィリピンの乗り合いバス・ジプニー。

 2015年12月31日、南シナ海問題などで、中国との対立の強いフィリピンが、中国が主導する国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の参加国としての署名を北京で行った。

 フィリピンは、創設国メンバー57カ国のうち、これまで署名を拒んできたが、年内に署名しない場合、創設国としてのメリットが活かせなくなるため、ギリギリの決断をしたと思われる。

 参加国を増やしたい中国が、フィリピンを懐柔する作戦に出たのではないかとの声も聞かれる。

 中国は、南シナ海問題で険悪な関係にあるベトナムを、習近平国家主席が11月に訪問した。中国の国家主席がベトナムを訪れるのは、2006年の胡錦濤氏の訪問から9年ぶり。中国は経済支援と引き換えに、関係の改善を急いでいるが約束を反故にすることもあり、真の信頼関係は築けていない。

【編集 : kyo】

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