【タイ】2016年も来訪観光客は増加3000万人を突破へ

タイの観光スポットとして1位にランクされたワット・ポー

　2016年1月11日、タイ国政府観光庁は2016年もタイを訪れる観光客は堅調に増加し、3200万人に達するだろうとの予想を明らかにした。




　タイのGDP10％を占める観光業界は、8月に起きたバンコク都心の爆破事件や外国人観光客殺害事件など、2015年は決していい状態とは言えなかった。しかし、最終的には2988万人と、3000万人目前に達する来訪観光客が訪れた。



　観光庁は、本年度2016年には7％の増加で3200万人の観光客がタイを訪れると予想。それによる観光関連収入は、約2.3兆バーツ(約7兆4千億円)に上ると試算している。こうした観光客のうち6〜7割がリピーターであるという。

　

また、2015年にタイを訪れた国別の観光客は、1位は中国本土からで800万人。2位が隣国マレーシア300万人。3位は日本からの140万人だった。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】