【ミャンマー】ミャンマーの民族食で外国人をおもてなし 新スタイルの地元料理レストランがブーム
Global News Asia / 2016年1月12日 9時0分
2016年1月12日、ミャンマーの食べ物と言えばナマズを出汁に使った濃厚なスープに、素麺風の麺が入った「モヒンガー」が最も有名だが、8つの大きな民族の他にも135もの少数民族がいるミャンマーでは、民族ごとに特色のある文化や食べ物が存在する。
どんな地方を訪れても、家庭料理をうりにした定食屋があり、店頭に並んだサラダ、野菜炒め、カレーなどから、客は好きなおかずをよそってもらって、ご飯とスープと一緒に食する。
最大都市ヤンゴンでは、以前より「Feel」「アウントゥカ」「ダヌピュードーソー」など駐在員や外国人旅行者にも人気の高い定食屋が数軒あったが昨今のミャンマーブームで観光客が増加している事から、観光客向けのミャンマーの民族料理屋が次々オープンしている。ミャンマーの喫茶店メニューをおしゃれに再現した「Rangoon Tea House」や、油っこくなく外国人に人気の高いシャンの伝統料理に絞った「シャンヨーヤ」など、今までのエアコンの効かない食堂風の造りとは違い、おしゃれな店内にミャンマーの小物をセンス良く配置し、清潔な店内で家庭料理が食べられると観光客の評判も上々だ。
最近、新たにオープンした「タインター」は各民族料理の他に、今まであまり脚光を浴びた事のないカチン料理に焦点をあて、カチンのごはんとおかず9種を一つの皿に盛りつけた「Kachin Sakaw Htamin」を新たなメニューとして打ち出した。一日前に注文しなければいけないが、見た事も食べた事もない珍しい料理の数々が豪華に盛りつけられたこの料理が出された瞬間のインパクトは大きい。
様々に工夫を凝らしながら、訪れた外国人にミャンマーの文化を伝えたいという気持ちのこもった新スタイルの地元料理レストランの数々。モヒンガーだけではないミャンマー料理の魅力をぜひ味わって欲しい。
【執筆 : 竹永ケイシロ】
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