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【タイ】タイのコンビニで買うカレーはおいしいのか試した

Global News Asia / 2016年1月14日 11時0分

コンビニで買ったカツカレー弁当はカレーこそまったく問題ないものだったが、肝心のトンカツががっかりではあった。それでもまた食べたいと思うほどの合格商品であった。(高田胤臣:撮影)

 2016年1月13日、タイのセブンイレブンがこの1、2年の間に商品の日本化が著しく、コンビニおにぎりやカルビ弁当、日本風スイーツの登場など在住日本人にとってはありがたい傾向にある。

 タイのコンビニはセブンイレブンとファミリーマートの2大勢力があり、両方とも日本の食べものそのものや模倣したものを多く扱っている。好みにもよるがセブンイレブンの方が在住日本人からの評価はやや高い。また、そんな中にローソンも進出してきており、こちらはホットスナックなどのカウンターフードは完全に日本のもので、牛丼などが買えるようになっている。

 このように、コンビニも和食ブームが到来している中で先日、セブンイレブンの棚に「カツカレー弁当」をみつけた。豚カルビ丼などはわりとおいしかったが、カレーは大丈夫なのか試しに買ってみることにした。

 この「カツカレー弁当」もほかの弁当同様にそのままレンジで温めることができる。中身はちゃんとルーとご飯が分かれており、日本で登場したレンジで温めるカレーライスの冷凍食品を彷彿とさせた。

 味もまったく問題なかった。当然ながら本格カレーというものではなく、あくまでレトルトカレーといったジャンルで十分に食べられるものだという意味だ。ただ問題は肝心のカツにあった。トンカツというよりは衣のついたハンバーグといった感じで、味がいい悪いというよりも食感がすでにトンカツではなかった。これにはちょっとがっかりだ。

 タイ人の中にもカレーライス好きが出てきているので、これも定番商品になるのかもしれない。和食系の商品が売れれば売れるほどコンビニの日本化が進むので在住日本人としてはもっと応援して行きたいところだ。

【執筆 : 高田胤臣】

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