【タイ】バンコク都心で観光フェスティバル17日まで

東北の伝統楽器ケーンやピン、ウォート製作の様子を紹介し販売もしているブース。(そむちゃい吉田 撮影)

　2016年1月15日、バンコク都心のルンピニ公園でタイ観光フェスティバルが開催され、連日国内外から多くの人手で賑わっている。

　タイツーリズムフェスティバル2016と銘打ち、政府と観光庁が昨年度から始めたこのフェスティバルは、軍政の暗い負のイメージを払拭し、観光客を呼び込む事が目的。今年も13日のオープニングの模様がテレビ中継されるなど、タイ軍政も大きな力を注いでいる。

　会場となっているのはバンコク都心のビジネス街シーロム地区に隣接するルンピニ公園。普段は市民の憩いの場として静かな公園だが、この期間は特設のステージや屋台が所狭しと並び、日中から多くの人が訪れている。

　東北部ナコンパノムから来たという伝統楽器の製作紹介と販売をしていたポンサクさんは「田舎で伝統を守っている仕事には誇りを持っている。こうして多くの人にその事を知ってもらう機会は、とても大事です。ナコンパノムにも、ぜひ多くの観光客に来てもらいたい。」と語ってくれた。

　フェスティバルは入場無料で、17日日曜日まで夜22時まで開催されている。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】