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【タイ】和食店の集合体が増えているタイ

Global News Asia / 2016年1月18日 11時0分

スクムビット通りソイ26の奥にある「日本街」は午前中から夜まで営業しているのでランチも楽しめる。(高田胤臣 撮影)

 2016年1月18日、商業施設が国内各地に急増しているタイでは、今や和食店はかなり浸透し、地方においてもそれなりのレベルで日本料理を口にすることができるようになっている。中でもバンコクは和食ブームの発信地であり、日本人在住者も多いことから店が集中している。

 これまでのバンコクでは日本の味を楽しむためにはどこでもいいとうわけではなかった。ビジネス街シーロム通りにあるタニヤ通りや、日系企業駐在員が多く暮らすBTSプロンポン駅周辺が日本人経営の和食店が集まっていた。

 その後、日本人駐在員やその家族が居を構えるトンロー通りソイ13に日本村といった和食店に特化した場所が和食ブーム以前に登場し、在住日本人の選択肢が2000年初頭に広がり始めた。

 昨今はブームにより、バンコクではどの店もレベルの高い料理を味わえるようになっているし、どの商業施設に行っても和食店がある。そんな中ではスクムビット通りソイ26の奥にある「日本街」が行きやすい。高速道路の降り口も近く、製造業など郊外に拠点がある会社員も乗りつけやすく駐車場も広い。出店している飲食店も居酒屋や焼肉店を中心にしていて、食事だけでなくアルコール類も充実している。

 バンコクの和食店はほぼ飽和状態に近づきつつあり、今後はサービスなどが向上することが期待できる。こういった和食店の集合体はバンコクの地理に疎くてもすぐに足を運べるので便利である。
【執筆 : 高田胤臣】

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