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【カンボジア】イラクから地雷除去の視察団―JICAカンボジア事務所

Global News Asia / 2016年1月20日 21時35分

CMACの地雷除去現場を訪ねたアンゴラの研修員(JICA提供)

 2016年1月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo53」に、『イラクからCMACに視察団 地雷除去で広がる南南協力』と題する記事が掲載された。

 (記事)地雷・不発弾の除去を担うカンボジアの政府機関「カンボジア地雷対策センター(CMAC)」に、昨年12月7日から13日までの間、イラクから視察団が訪れました。カンボジア同様に地雷や不発弾の被害に苦しみ、その除去に乗り出したイラクで、CMACの知識や経験を活かすことが目的です。 イラクは今も数千万個の地雷・不発弾が埋まっているといわれ、世界で最も深刻な汚染 地域の一つになっています。

 イラクとカンボ ジアの協力は、JICAの田中明彦・前理事長がイラクを訪問した際にイラク側から地雷・不 発弾の除去について支援を依頼されたことがきっかけです。CMACは日本などの支援を受けながら、安全に、効率的に地雷・不発弾を除去するための手法やシステムを作り上げ、これまでに230万個以上を除去してきました。

 この成果は国際 的にも高く評価され、2010年以降は コロンビア、ラオス、アンゴラとの 技術協力でその知見を世界で生かしています。 イラクの視察団は、バッタンバンの地雷除去サイトやコンポンチュナンの訓練センターを訪れました。 今後は、CMACでの研修などを実施する方向で調整が進んでいます。
【編集 : 高橋大地】

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