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豪華・驚きのジュエリーが「第27回国際宝飾展」に集結! 独創豊かなアジアンジュエリー

Global News Asia / 2016年1月22日 9時26分

日本最大の宝飾展「第27回国際宝飾展 IJT2016」が開催中。

 2016年1月20日~23日に東京ビッグサイト(東京国際展示場)で、日本最大の宝飾展「第27回国際宝飾展 IJT2016」が開催中だ。

 この国際宝飾展は世界31カ国1,180社が出展し、アジアでは、タイ、韓国、中国、香港、台湾などが参加している。みどころは海外の有力メーカー350社、素材(ダイヤモンド、パール、ルビー、サファイアなど)が50万点や最新ジュエリー120万点。

 買い付けをするための新規取引の獲得の場としては、最高の展示場といえる。「第4回ガールズジュエリー東京」も同時開催で、過去最多の105社が出展している。こちらは、中国、台湾、東南アジアの20代・30代の男女が訪れ、品揃えの良さに満足しているようだ。

 アジアの出展社の商品は、独創的なアイデアや感性を生かしたものが多い。独創豊かなアジアンジュエリーだ。タイの代表的なジュエリーメーカーDER MONDは、デラックスなジュエリーが多い。注目されているのは、香港のGardex International Ltdが提供する「エシカルジュエリー」。タイ奥地の山岳地帯に住むカレン族の、伝統的な手法によって作られるカレンシルバーは、規格統一されたマスプロダクトのシルバーとは異なる味わいを持つ。このカレンシルバーを、アジアのデザイナーを通して海外に紹介している他、チェンマイ支社を通じて、カレン族を含む山岳民族の教育支援も行っている。「エシカル」は、今大きな話題となっている。

 また、タイといえばルビー・サファイヤ・エメラルドの原産国として有名だが、いまでは欧米、日本にひけをとらないほどに、原産国だけでなく宝石の加工製造国としても認められるようになってきている。カット・研磨技術、洗練されたデザインなどが世界でも認められ、各国から集まった原石がタイで加工されてまた世界各地へ輸出されている。

 タイ人の手先の器用さが世界でも認められ、宝石・宝飾品産業の一大集積地となっている。そして、タイのバンコクではカラーストーンや、ゴールド・シルバー・プラチナジュエリー、ビーズ製品などの卸売市場も発達し、宝石・宝飾品の小売店や卸を兼ねる店舗が軒を連ね、チャルンクルン通りとスラウォン通りはシルバー、シーロム通りはダイヤモンド、中華街のヤオワラート通りはゴールド。ほとんどのジュエリーが揃っている。

 この「第27回国際宝飾展 IJT2016」と「第4回ガールズジュエリー東京」の会期2日目の1月21日(木)には東京ビックサイトレセプションホールで「第27回日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式も行われた。日本ジュエリーベストドレッサー賞とは、過去1年間を通じて「最も輝いた人」「最もジュエリーが似合う人」そして、「今後もさらにジュエリーを身に付けて欲しい人」を世代別、男性部門のそれぞれに分けて、「日本ジュエリーベストドレッサー賞」として選考し、表彰した。

 受賞者は、10代、小松菜奈(女優/モデル)。20代、井上真央(女優)。30代、松下奈緒(女優/アーティスト)。40代、吉田羊(女優)。50代、沢口靖子(女優)。60代、和田アキ子(歌手)。男性部門、DAIGO(歌手/タレント)。特別賞市川海老蔵(歌舞伎俳優)。特別賞(女性)佐々木彩夏、ももいろクローバーZ(歌手)などが、それぞれ受賞し会場はおおいに賑わった。

【撮影 : 池上一摩/取材:小林哲/編集:安麻比呂】

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