【タイ】100年続く、24時間営業の総菜食堂
Global News Asia / 2016年2月2日 17時0分
2016年2月2日、バンコクの中華街ヤワラーは1880年代から存在しているように、この街には何十年も続いている飲食店も多い。
中華系タイ人は祖父母の代から教育をタイ語で受けてきたことからタイに同化しており、生活様式も街の造りもほぼタイのほかの地域のものとなんら変わるものはない。そのため、フカヒレ店や肉骨茶(バクテー)、漢方薬店など一見普通の店構えをしていても、実は長い歴史を持った店であることも少なくない。中には何十年どころか、100年以上続いている店もあるほどだ。
ヤワラー通りから北側を平行に走るジャルンクルン通りに抜けるプルーンナム通りも建物が古いものが並び、夜間は屋台やツバメの巣を売りにした店などが派手に商売をしているところが見られる。この通りにある「カオトム3/1」という店は外国人も立ち寄る24時間営業の食堂になっている。この店も実は100年は続いている店なのだそうだ。
この「カオトム3/1」は一般的なタイ料理の屋台と同じような形式で、大皿にできあいの総菜が多数並んでおり、メニューからでも、その大皿を指さすことでも選ぶことができる。ご飯に1~3種類盛ってもらうこともできるし、皿に別々に盛ってもらい大勢で食事をする人もいる。
中華系タイ人は創業何年といったことをあまりセールスポイントにしない傾向にある。この店も訊ねるまでそんなに長くやっている店だとは知らなかったほどだ。ヤワラーの楽しみ方のひとつは、このように創業何年なのか、先代はどんな人だったのかと歴史を追ってみることでもある。
【執筆 : 高田胤臣】
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