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【タイ】元たまの石川浩司さんがタイ人歌手と日タイ共演交流コンサートにタイメディアもびっくり!

Global News Asia / 2016年2月4日 17時0分

コンサート終演直後に揃ってのツーショット。観客もアーティストも取材メディアですら、笑顔満タンのコンサートだった。(そむちゃい吉田 撮影)

 2016年2月4日、バンコク都心、日本人が多い地域にも近いスクンビット通りの一角で行われた小さなコンサート。毎年この時期に来タイしている元たまで、現パスカルズの石川浩司さんが今年は初めてタイの歌謡歌手とのコラボに挑むという企画。プロデュースを任されたわたし自身も予想がつかなかった顛末をレポートしよう。

 去る1月30日、バンコク都心BTS高架鉄道プラカノン駅からもほど近い沖縄料理屋金城が、毎年来訪する石川浩司さんを招いて企画しているコンサートが、夜19時ころから店内に新設されたライブスペースLiveCubeで開催された。この新しいライブスペースのこけら落としも兼ねたコンサートは、石川さんとタイ人歌手ブワ・カモンティップさん(23才)との共演として、わたし自身が主宰するルークトゥンタイランドとの共同企画となった。

 当日は、前売り券30枚が完売。小さなスペースだが、毎回和気あいあいとした雰囲気を楽しみにしている固定客も多い。そして、驚いたのはブワさんが日本人アーティストと共演すると聞きつけたタイの音楽系テレビメディアが5社も取材に集まったことだろう。小さなコンサートスペースにはテレビカメラが、何台も並ぶという光景となった。

 コンサートはまず、石川さんがソロで弾き語りからスタート。独特の世界観に観客を引き込んだ。続いて前夜に参加が決まったというとブワさんのプロデューサー、ケー・ノーネーム氏をアコースティックギター演奏に迎えて2曲をブワさんが歌った。

 そして、1月に入ってからブワさんと何度か特別にリハーサルもしてきたバックバンドと、石川さんの初顔合わせ。石川さん自身は、ブワさんの曲はおろか、タイの歌謡曲ルークトゥンを演奏することも初めて。いきなりぶっつけ本番だ。そこで何が起きるのかは企画した金城の大高氏やプロデュースをしたわたし自身にも予想ができなかった。

 約一時間のコンサートは、途中から観客も立ち上がって踊るという取材に来ていたタイのメディアも驚きの盛り上がりとなった。そして日本人と初めて共演となったブワさんは、紅潮した顔で「ぜひぜひまたやりたいです。できれば日本でも歌いたいですね。きょう来ていただいた皆さんには、今度はタイの町中でのコンサートにも足を運んでもらえると嬉しいです。」と語った。

 そして、こちらもぶっつけ本番での初めてのタイのルークトゥン演奏を楽しんだ石川さん。「みなさん、歌手の人もお客さんもノリノリで、演奏しててもとても楽しかったです。少しだけ疲れました。」とこちらも興奮気味に語ってくれた。

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