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【タイ】郊外型の飲食店が今後は主流になる?

Global News Asia / 2016年2月7日 17時0分

エカマイ通りを北上したプラディットマムタム通りにある「In’Taste」は非常にリーズナブルながら料理はどれもボリュームがあっておいしい。(高田胤臣:撮影)

 2016年2月7日、飲食店が充実する食の街バンコク。これまでは都心に店を構えるなどが繁盛の条件となっていたが、SNSで広範囲に宣伝できることや好景気により自家用車を持つ人も増えたことからか、最近はバンコク郊外にある飲食店も流行りやすくなっている。

 郊外だと土地が安いうえに、まだ余っている状態なので都心ではできない大きな店を構えることができる。特に郊外は夕方以降はやや涼しいので、オープンエアにした店も多く、連日連夜、タイ人の若者たちで賑わっている。

 例えば、バンコクの東側を南北に走るシーナカリン通り、高架電車の最終駅BTSバンワー駅周辺、大学生が多いラムカムヘン通りなどにそういった店が多い。また、日本人在住者も多いエカマイ通りをそのまま北上したラムイントラやナワミンといった地域は周辺に暮らす若者だけでなく、都心からわざわざ出向く人も少なくないという。

 こういった店の特徴としては、洒落た雰囲気でありながら飲食の料金設定が安く、しかもタイ人向けがいまだ多いので味が本格的でおいしい。和食・洋食などは料金が高いわりに味はよくないこともあるので、タイ料理店がよりオススメである。

 旅行ではなかなか行けるエリアではないが、出張などでタイを訪れることができれば現地支社の現地従業員に連れて行ってもらうことはできるだろう。都心では楽しめない、のびのびとした雰囲気の中で楽しめるタイ料理は最高である。
【執筆 : 高田胤臣】

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