【タイ】札幌雪祭り国際雪像コンクールでタイチームは5位入賞

タイチームが製作した雪像「不滅のハヌマーン」(オズコレクション楽天市場店:提供)

　2016年2月12日、毎年の恒例イベントとして北海道札幌市で開催されている雪祭り。その中で開催された国際雪像コンクールで、タイチームが5位入賞を果たした。

　タイから参加した雪像作りのチームは、タイ国内で高い評価を受けている彫刻家ら3人。これまで優勝5回、準優勝2回と好成績を続けて来たタイチームは、「不滅のハヌマーン」というタイトルのもとでタイの叙情詩ラーマーキエンからのテーマを雪像に掘り刻んだ。

　過去好成績を収めているタイチームには、期待も高かったが、結果は5位。大会ホームページに掲載された解説には、以下のようにあった。「ハヌマーンは、叙事詩ラーマヤナに登場する主役のひとつ、不滅の猿神です。 この叙事詩は「コーン」と呼ばれ、タイの伝統仮面舞踊遺産です。この上ない美しい衣装と複雑な職人技を施したコーン仮面で、美しく踊る姿を表現しています。」

　優勝したラトビア共和国チームが打ち出した「ふたつの異なる世界に架かる橋」という明快なテーマと違って、賛同を得られにくかったのかも知れない。

写真協力:オズコレクション

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】