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【ラオス】街中にある銀行の両替所と私設両替所のレート

Global News Asia / 2016年2月25日 9時0分

「LAO DEVELOPMENT BANK」の両替所。(高田胤臣撮影)

 2016年2月25日、ラオスの首都ビエンチャンの街中にある両替所。隣国タイほどではないが、中心地であればいくつか両替所があり、タイ・バーツ、米ドル、日本円などを両替できるようになっている。

 ラオスの通貨は紙幣ばかりで、一般的に使われるもので1000キップ札からあるが、中心となるのは1万キップになる。銀行のレートでおよそ144円となり、決して大きな額ではない。

 街中ではラオスの銀行が運営する正規の両替所のほか、雑貨店などが経営する私設の両替所がある。私設の方が銀行よりも若干だがレートはいい。隣国タイであれば銀行の両替所と私設とでは、1万円札の両替で簡単な食事1食分の差が得られることもある。しかし、ラオスは通貨の単位が大きいのでどれくらい得になるのだろうか。

 ある両替所のレートなのでもっと差がなかったり、逆にもっと得になることもあるかもしれないが、2016年2月中旬に試しに両替をしてみたので紹介したい。

 まず、銀行の両替所では1円当たり69.23キップであった。1万円で69.23万キップになる。そして、ある私設両替所では1円が70キップ、1万円では70万キップになった。その差は7700キップだ。コンビニエンスストアでラオスの人気ビール「ビアラオ」の350ml缶が7000キップ程度。その差はあまり大きくないようであった。

 ラオスはキップのほかにタイ・バーツや米ドルもそのまま利用できる。ラオス人は一般的に1万キップを40バーツで計算する。2016年2月16日のレートでは1万キップは43.7バーツなので、このレートの場合はバーツで支払いをした方が得ということになる。ラオスやカンボジア、ベトナムは通貨の単位が大きく、また外貨での支払いにも応じてくれるので、為替レートは得にシビアに計算した方がいいようである。

【執筆 : 高田胤臣】

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