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【ベトナム】日本語学習者の増える現状に、中国ネットユーザーは否定的なコメント

Global News Asia / 2016年3月4日 18時12分

写真は、ハノイのYUKI日本語学校「日本の正月」体験イベント。

 2016年3月2日、ベトナムと関係が悪化している中国のメディアは、ベトナムの小学校で日本語が英語と並ぶ第1外国語として教えられることになったと伝えた。

 3年生以上が対象。今年の9月からハノイの3つの小学校に2クラスずつ試験的に日本語学習クラスが誕生する。

 このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーから「学んだあとに日本語は何の役にも立たないと後悔するだろう」など否定的なコメントが多く書き込まれているが、ベトナムでの日本語学習者は増えている
 
 ハノイのYUKI日本語学校は「日本の勇気、ベトナムの知恵」をスローガンに、ベトナム人に日本語教育、留学コンサルティング、日本人にベトナム語教育を行っており、質の高い日本語教育で定評がある。

 YUKI日本語学校では「Mottainai」という大きなイベントを行い、日本の「もったいない」という考え方を広めるため、大きなバザーでは、たこ焼きの屋台なども登場した、その様子はベトナムの民放テレビの取材を受け、全国放送で放映された。

 これとは別に、日本語学習者に楽しんでもらえるよう、毎月、小規模なイベントも行っている。例えば「日本の正月」を体験するイベントでは、書初めや、絵馬に願い事を書いたり、福笑いをするなど。少額のお年玉(5円程度)を配った。

 小学生から20代の社会人まで、幅広い層の生徒がこのイベントに参加し、日本の行事の一部がベトナムで行われている事にとても近いこと、また全く異なる不思議な習慣があることを知り、楽しく日本文化を体験した一日となった。

 YUKI日本語学校は日本語を学習するだけでなく、日本の文化により興味を持ち、楽しく語学を習得できるような環境作りにも力を入れている。

 YUKI日本語学校は、総合人材サービスの廣済堂HRベトナムが、2015年12月23日、株式売買契約を締結し運営を行っている。
【編集 : 高橋大地】

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