【タイ】バンコクのカフェでは人気が高いのはどこか
Global News Asia / 2016年3月3日 17時0分
2016年3月3日、タイのコーヒー業界を大きく変えたのは1998年にタイに登場した「スターバックス」だとされる。欧米の本格的なカフェの登場で、それまでとにかく甘くして飲むという東南アジア特有の飲み方もタイではしていたが、欧米式の淹れ方で十分おいしいということに気がつき、タイ人経営のカフェも乱立し始めた。
また、インスタントコーヒーの原料として輸出されていたタイ南部のコーヒーのほか、北部の少数山岳民族が栽培していたケシ畑などの代替作物としてのコーヒー豆が注目され、タイ産コーヒー豆を自家焙煎する店も増えている。
この1、2年においてはただ洒落たカフェにするというだけでは客が集まらず、コワーキングスペースとしても使えるような居心地のいい店内や、デザイナーが経営していたり、クリエイターが集まるような洒落た内装の店も多くなっている。
そんな中では、やはり「スターバックス」の人気が高い。特に各店舗によって内外装に特徴がある場合もあり、同じ味でも雰囲気が違うので客が吸い込まれるように入っていく。立地によっては白人が多い店、日本人が多い店、タイ人ばかりが客層であるという特徴がそれぞれにある。
ほかには「ブラックキャニオン」などはタイ料理も食べられるカフェ・レストランになっており、料理のクオリティーも高いことで人気がある。また、タイで最も店舗数が多いとされる「カフェ・アマゾン」は商業施設の中だけでなく、タイ石油公社直営ガソリンスタンド「PPT」には必ず入っているほどで、ドライバー向けに料金設定も安い。
【執筆 : 高田胤臣】
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