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【ラオス】いよいよビエンチャンも日本の生活をそのまま持ち込めるようになった

Global News Asia / 2016年3月4日 11時0分

品揃えが豊富で、ときどき無性に食べたくなるような即席麺など、とにかく充実していた。(高田胤臣 撮影)

 2016年3月4日、隣国タイはバンコクだけでなく、主要地方都市でさえ和食店が乱立し、やや高めのスーパーに行けば日本の食材や調味料、もしくはそれに近いものが手に入る。在住日本人が在タイ日本大使館への届け出だけでも6万5000人に近いので、そうなるのは必然でもあった。

 ラオスにおいては日本人の数はまだまだ少なく、日本外務省発表数でたった677人しかいない(2014年10月時点)。そのため、和食店は増えているが、そのほとんどが食品をタイから仕入れて営業しているという状態だ。

 そんな中、在ビエンチャン・タイ大使館のほど近くに日本食材を中心に販売する商店「J-MART」がオープンしていた。日本の調味料などを始め、即席麺、菓子類、歯ブラシなどの生活用品まで、すべてが日本から取り寄せたものばかり。料金も輸入費用がかかっている分日本よりは高くなるが、わざわざ日本から個人で持ち込む必要がなくなった。

 これまでビエンチャン在住者はそれぞれが日本に帰国した際に必要なものを買いだめしておくように持ち込んでいたわけだが、これからはその手間が省けることになる。バンコクで日本人在住者が多くなったのもこういった環境が整ったことも大きな理由で、今後ビエンチャンも日本人にとって暮らしやすい場所になるだろう。

【執筆 : 高田胤臣】

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