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【ラオス】タイの飲食チェーン大手が続々と進出するビエンチャン

Global News Asia / 2016年3月7日 17時0分

以前日本国籍を持つラオス人の青年実業家がバーを開いていた場所にできた、タイで最も店舗数が多いとされるカフェ「Café Amazon」。(高田胤臣 撮影)

 2016年3月7日、これまでラオスは内陸国であることからあまり注目されていなかったが、中国や韓国からの投資による道路敷設や商業施設が増え、この数年間で経済的にも発展してきている。一時期は欧米のファストフードの進出も噂されたが実現しなかったこともあり、これ以上の発展は困難かと思われている中、隣国タイの大手飲食チェーン店が続々ラオスに出店してきている。

 比較的早くに来ていたのはタイの通信会社が出している「True Coffee」、タイ全土に展開する日本食レストラン「Fuji」。それからカフェ・レストランとしてスワナプーム国際空港などにも入居する「Black Canyon Coffee」、タイ全土で最も店舗数が多いとされる「Café Amazon」、飲茶や点心で知られる「チョークディー・ディムサム」なども進出してきた。新しいところでは、やや中心地からは遠いが日本にも進出している、タイ人から最も支持されるタイスキの「MK」も開業している。

 ラオス南部も発展してきており、タイ資本のビジネスが多数誕生しているという情報もあり、今後、ラオスとタイの結びつきがより強くなりそうである。

【執筆 : 高田胤臣】

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