【タイ】バンコクの泥棒市場は本当に泥棒の市場なのか?

Global News Asia / 2016年3月6日 11時0分

夕方にはほとんど閉まってしまう、案外あっさりしている泥棒市場。(高田胤臣 撮影)

 2016年3月6日、バンコクの中華街に泥棒市場がある。これはあくまでも日本人が呼ぶ俗称で、本当はクロントム市場という正式名称がある。そこがなぜ泥棒市場と呼ばれるのか実際に見に行ってみた。

 泥棒市場の雑感としては日曜大工センターといった感じだった。確かに海賊版DVDや非正規の携帯電話グッズもあったが、中心となるのはサンダーや発電機、工具やスイッチなどの部品類などであった。泥棒市場はどちらかと言えば7月22日ロータリー近辺の路上に座り込んでリモコンや片方だけの靴を売っているような中年男性たちの集まりの方が似合っている気がした。

 かつては工場から盗んできたようなものを売っていたのかもしれない。しかし、最近のタイは商売には誠実さや正当さがないとやっていけない。下手なことをしたときのリスクが高すぎるので、悪いことをして儲けるよりもまじめにがんばった方が稼げるということをみんな知っている。そのため、泥棒市場というのはあくまでもジョークのひとつなのだろう。

【執筆 : 高田胤臣】

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