中国人の逮捕相次ぐ 空で窃盗・陸で強盗ータイ

銃器店が襲われた地域に近くの中華街ヤワラート通り。(写真家太田亨氏 提供)

　2016年3月7日、バンコクのインド人街で銃砲店に押し入り、銃器などを奪い逃走を図った中国人が、通りかかった都民らに取り押さえられた。また2日にはマカオからバンコクに到着した中国人を窃盗の容疑で逮捕された。

　バンコク都内中華街と接する地域インド人街とも呼ばれるパフラットにある銃砲販売店に4人組の強盗が乱入。銃器などを奪って逃走した。近くを通りかかった住民や店主らが容疑者らを追跡し、発砲。駆けつけた警官により取り押さえられた。容疑者は全員が中国語を話しており、モンゴル系とも報じられているが、国籍はまだ確認されていない。

　また、去る2日にはマカオからバンコクに到着した中国人が、他の客の荷物から現金などを盗み取ったとして、乗務員の通報によりスワンナプーム空港内で逮捕されている。

　容疑者は、カジノで勝った客の後をつけて同じ便に搭乗。自分の荷物を探る振りをして、目当ての客の荷物から現金を抜き取ったと見られている。警察では、同様の手口で犯行を繰り返している窃盗団の一味と見て追求している。

【翻訳/編集 : KK】