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【ラオス】ビエンチャン最大の見所はメコンに沈む夕陽

Global News Asia / 2016年3月13日 17時0分

乾季のメコン河とタイの方へと沈んでいく夕陽。(高田胤臣:撮影)

 2016年3月13日、ビエンチャンはなにもないこともまたひとつの魅力と言える。あれもこれもと押しつけてくる観光地と違い、見所がほとんどなく、なにもしないことを楽しめるのがいい。日本人の観光はとかく予定を詰め込みやすいが、そうでない、というかそうできないのがおもしろいのだ。

 そんなビエンチャンの観光で、最大の魅力と言えばメコン河に沈む夕陽である。実際的にはメコン河には沈まず、対岸のタイ領土の向こうに沈んでいくだけだが、例えば「ボペンヤン」といった夕方にも営業しているバー・レストランでビアラオを傾けながら、隣国と大河と夕陽を眺められるという魅力は大きい。

 ラオス人も夕方になるとメコン河沿いの公園に集まってきて、運動をしたりお喋りに興じる。韓国資本で建設されたというその堤防を兼ねた公園には子どもの遊具もあるので、子連れ旅行でも楽しめる。また、日がとっぷりと暮れるまで待っていればナイトマーケットも始まる。

 ビエンチャンの観光の1日はこうしてメコン河沿いの公園で終わるのである。

【執筆 : 高田胤臣】

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