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【タイ】日本観光ブームの影響か? タイ国内に屋内スキー練習場

Global News Asia / 2016年3月19日 11時0分

インストラクターのタイ人の中には本物の雪で滑ったことのない人もいるが、いよいよ日本ブームが新たな形でタイに影響を与えようとしている。(高田胤臣:撮影)

 2016年3月19日、タイ人が観光などで日本に入国する場合、2013年7月1日より15日間までの短期滞在であれば査証が免除となっている。その前年にタイ航空が札幌雪祭りの人気を受けて直行便を就航させ、タイ国内で日本観光の人気が高まりつつあった中で実施された優遇措置で、2013年から現在に至るまでタイ人の日本旅行がブームとなっている。

 南国で育ったほとんどのタイ人たちにとって雪というのはメディアの中で見るものであったことから、雪を直接体験することに憧れを抱いているタイ人は少なくない。これまでもテーマパークや商業施設で擬似的に雪を体験することはできたが、査証免除で日本旅行がしやすくなった現在、冬期に北海道などに行って、本物の雪を楽しむタイ人が増えている。

 そんな日本観光ブームが始まって数年経ち、いよいよ見るだけではなく、実際にウインタースポーツなどで雪を楽しみたいという人も出始めている。そういった中で、カナダ人の元プロスキーヤーがバンコクの北側にある商業施設「フューチャーパーク・ランシット」に屋内スキー練習場「SKI365」をオープンさせた。

 ガラス張りの施設内には6×9メートルのオランダ製の練習装置を3台設置している。白い人工芝のようなものがベルトコンベア状に回転し、擬似的に滑降を体験できる。タイ人のインストラクターがつき、1時間1単位でレッスンを受ける。速度は時速で最高99キロレベルが出せるため、初心者から上級者まで練習することが可能だ。道具はすべて揃っており、手ぶらで行くこともできる。

 練習に申し込んでいるタイ人は10代前半から30代程度の若い人が多く、インストラクターによると、彼らはここで基礎を練習し、日本のスキー場で実際にスキーを楽しむのだと言う。欧米の雪国ではなく、あくまでも日本に行くために練習しているのだそうだ。日本ブームがバンコクのスポーツシーンも変えようとしているようである。

【執筆 : 高田胤臣】

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