【タイ】競争の激しいバンコクの和食業界で長く続けるコツ
Global News Asia / 2016年3月17日 17時0分
2016年3月17日、在住日本人も多く、和食ブームのバンコクでは飽和状態と言えるほど和食店が乱立している。そのため、生き残りをかけて経営者たちは知恵を絞り、様々な新商品やキャンペーンなどを企画している。ある飲食店では格安でアルコール類の飲み放題を行ったり、マグロの解体ショーを行う店もあるなど、あの手この手でタイ人や日本人客を惹きつける努力をしている。和食店が過多の現在、味がいいのは当然で、プラスαの魅力がないと長く続けることは難しいようである。
そんな中、在住日本人サラリーマンから支持される、東京を本店に持つヤキトリ専門店の「鳥波多゛(とりはだ)」が今月20日に3周年を迎える。日本よりも地鶏を手に入れにくいタイではブロイラーを使う飲食店が大半となる。そのため、ここでは食品卸と交渉し、鳥波多゛専用ラインで職人が鶏を捌いたその場で真空パックを行い、他店では出せない新鮮さを売りにしている。その味わいに惹きつけられ、多くの固定客を獲得しているが新商品の開発にも余念がない。最近だと砂肝の刺身や鶏刺しと生卵で作った生親子丼などが登場した。3周年を迎えるにあたっては3月21日~24日までの4日間、ビール通常100バーツが3周年にちなみ30バーツ引きの70バーツのキャンペーンも実施する。
在住日本人や出張で訪タイしている日本人にとっては和食ブームのおかげで日本とほとんど変わらない和食が楽しめるのは魅力だが、経営者にとっては今がまさに戦国時代だ。「鳥波多゛」のように実力があっても常に新しいなにかを生み出していかないと生き残っていけないのが現実のようである。
【執筆 : 高田胤臣】
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