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中国の南シナ海での占拠が進む、海水淡水化施設整備もーベトナム困惑

Global News Asia / 2016年3月16日 9時12分

年内にも旅客機の定期便が就航するといわれている。(中国国内線・旅客機のイメージ)

 2016年3月16日、ベトナムメディアは、中国海南省三沙市の永興島(ウッディー島)の海水淡水化設備が完成し、南シナ海の領有権争いは、さらに激化するとの懸念を伝えた。

 海水淡水化設備の完成について、南シナ海の島しょを管轄する自治体・三沙市の肖傑(シャオ・ジエ)市長が、北京での会議で発表した。毎日1000トンの海水処理が可能で、同市長は西沙の他の島でも淡水化施設の整備が進んでいると語った。

 中国は、海洋強国路線を打ち出しており、南シナ海の海洋支配を進めるため、タイなどに中国製の潜水艦や艦艇の輸出計画を進めるなど、ASEAN各国の分断を狙った施策も力任せに進めている。

【編集 : 高橋大地】

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