【タイ】中国鉄道計画縮小で、不信感が増大
Global News Asia / 2016年3月27日 9時0分
2016年3月27日、プラユット首相が中国との新鉄道計画について、タイ側の全面出資と計画の一部延期などを発表した事を受けて、タイのネットでは、中国に対する不信感がさらに増しているようだ。
先日プラユット首相が発表した案では、第1期工事としてノンカーイーナコンラチャシ‐ゲンコイ間を単線での建設とゲンコイ‐マプタプット間の工事延期で、総工費を中国側見積もりの約5000億円から約3900億円にまで縮小することが趣旨だった。
遅々として進まない中国との交渉と、その経過として計画自体の縮小とも言える事態に対して、タイ新聞のコメント欄や口コミサイトなどでは、中国に対する不信感が増大している様子が伺える。
「中国は金額を減らされて手抜き工事するんじゃない?」
「手抜き工事で、事故が多発して、人もいっぱい犠牲になりそう。」
「やっぱり日本やフランスに技術指導を仰ぐべきだ。彼らの技術は多くの実績で、中国より安全なのは間違いない。」
「形だけきれいに整えた中国より、ずっと先まで安全な日本の技術で作って欲しい。」
「予算削って、安全性もなくなるんじゃ、乗りたくない。」
「海に繋がらない鉄道になって、中国は怒ってるんじゃないかな。」
「やっぱり、日本かフランスとやってほしい。」
「首相は、あえて中国を怒られて契約破棄にさせたいのかもね。そして、日本と新たに契約するとか。」
日本タイ間では、バンコクと北部チェンマイ間のルートと、ミャンマー国境のタイ北部ターク県メーソートとラオス国境のタイ東北部ムクダハン間。そして、ミャンマー国境のタイ西部カンチャナブリ県からバンコクとタイ東部チャチュンサオ市、カンボジア国境のタイ東部サケーオ県アランヤプラテート間ルートの3路線について、事業化調査が進められている。また、バンコクからタイ東部ラヨン市間の高速鉄道建設についても提案が行われている。
【翻訳/編集 : RD】
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