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タイではあまり多くないセルフスタンド

Global News Asia / 2016年3月31日 17時0分

このセルフ給油スタンドの給油ホースはロックがかからず、握っていないと給油されない。なにもかもが非効率である。(撮影:高田胤臣)

 2016年3月31日、タイはセルフ給油のガソリンスタンドはあまり多くない。サムットプラカン県のテパラック通り近くに珍しくセルフ給油スタンドがあったので寄ってみた。

 タイのガソリンスタンドにある給油用装置は日本のように新しいものではなく、その装置自体で清算ができない。まずは装置前の所定の位置に車を停め、支払窓口でいくら分を給油したいのかと給油装置の番号を口頭で申し込み、支払いをする。そして、給油を行い、支払った分が入りきらなかった場合は払い戻しを受けることができる。

 結局、一般的なガソリンスタンドで給油するよりも手間と時間がかかり、効率的ではないことがわかった。また、そのセルフ・スタンドと一般スタンドとの料金差はリッター30サタンしかなかった。1サタンはタイの通貨1バーツの1/10で、日本円にしてわずか1円程度の違いしかなかったのだ。タイではガソリンの販売価格は国営のタイ石油公社が管理している。ガソリン販売価格の変更のタイミングによってはその値差はまったく意味を持たないこともあるだろう。この値差が人件費分と考えれば、経営者も従業員を雇った方がいいと考えるのも想像に難くない。

 タイでセルフのガソリンスタンドが普及する日はまだまだ来ないようだ。

【執筆 : 高田胤臣】

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