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【タイ】若いタイ人経営のタイ料理店がおもしろい

Global News Asia / 2016年4月3日 9時0分

空心菜の天ぷらと鶏肉のカレー粉炒めはビールにピッタリだった。(撮影:高田胤臣)

 2016年4月3日。日本では和食が一番美味しく、沢山の種類があるように、タイではタイ料理が一番美味しく、バリエーションが多い。

 タイ料理のバリエーションといえば、東北料理、北部料理、南部料理など地域性に加えて、サービスや食材の質などで低級から高級までといったものになる。高級店でも屋台でもメニューの内容に大差はなく、サービスなどで値段が変わってくるのがタイ料理の特徴だ。

 そんなタイ料理だが、若い人が経営する店などが今は特におもしろい。これまでのタイ料理という概念に囚われないタイ料理を考え出し、リーズナブルに提供する。そんな店が2000年代に入ってから増えてきている。

 例えばシーナカリン通り沿いにある市場内の洒落た店では、空心菜の天ぷらとカレー粉を混ぜた鶏肉を炒めたものを載せた料理を出している。一見簡単に思いつきそうなものだが、あまり見かけないものだ。

 他には日本の牛肉のたたきから思いついた、レアに焼いた牛肉と醤油を使ったヤム(タイのサラダ)を出す店なども見かけたことがある。

 タイに来たらタイ料理。これが一番だが、ガイドブックにも載っていないような若者がオーナーの店を開拓するのが今一番おもしろいに違いない。

【執筆 : 高田胤臣】

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