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【タイ】日本人の手によって広がり始めるペット可コンドミニアム

Global News Asia / 2016年4月4日 9時0分

犬や猫を飼う日本人が増えているバンコクでは「MAESTRO39 RESIDENCES」のようにペットと共に暮らす物件が登場している。(撮影:高田胤臣)

 2016年4月4日、日本人在住者が6.5万人規模になっているタイではライフスタイルも多様化し、最近はペットと共に暮らすことを選ぶ日本人も増えている。しかし、バンコクはペットと暮らせる物件が少なく、困難を強いられているのが現状だ。

 そんな中、日本人在住者も多いスクムビット通りソイ53でペットの総合サービスを手がける「Twinkle Pet Shop」が紹介だけでなく、愛犬家向けの不動産開発も行っている。代表の山内氏はシンガポール在住時から犬の保護に夫婦で積極的に取り組んできた方で、特に犬への愛情と知識はバンコクでもトップクラスだ。
「バンコクでペットが飼える物件は全体の5%程度。まず、いい物件に巡り会うのは困難です。ですので、自ら設計に携わり、物件を開発しました」

 山内氏が関わる物件は多数あるが、直近でオープンしたものは、日本人が多い地域、スクムビット通りソイ39の「MAESTRO39 RESIDENCES」だ。バスルームや床材といった細部にまでこだわっており、人と愛犬愛猫がともに快適に過ごせるように考え抜かれている。屋上にはドッグランも備わっており、スクムビット通りに多い渋滞で散歩に連れて行けないということは起こらない。

 日本人担当者も常駐で、些細なことでもすぐに相談できる上、「Twinkle Pet Shop」への無料送迎サービスも付いている。バンコクにあるペット向けのホテルはここと「ASILO Pet Spa And Hotel」などが安心して任せられるホテルで、タイ旧正月や日本の年末年始などの日本への一時帰国も安心である。

 多くの日本人が移住してくるバンコクでは、ペットも快適に暮らせる環境が日本人の手によって作り上げられている。

【執筆 : 高田胤臣】

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