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マニラ空港・第3ターミナルで停電、約100便が欠航

Global News Asia / 2016年4月4日 7時3分

資料写真 フィリピンのLCC大手、セブ・パシフィック航空の旅客機。

 2016年4月3日、フィリピン・マニラのニノイ・アキノ国際空港第3ターミナルで2日夜、停電が起き空港設備が使用できなくなり、100便以上が欠航し2万人以上に影響が出た。停電は3日未明に復旧した。現地メディアによると電力会社、空港ビル管理会社の双方が相手側に原因があると主張している。

 第3ターミナルは、フィリピンのLCC大手セブ・パシフィック航空が中心に利用しており、エアアジア国際線、ANA全日空も使用しているターミナルビル。100便以上が欠航しており、振り替え便を待つ搭乗客で大混雑している。

 停電で空調設備も使用できなくなり、電力が復旧するまで第3ターミナルの入り口は閉鎖された。空港に到着した搭乗客の待機場所などを空港ビル会社は用意出来ず、長蛇の列になった。また、情報を的確に伝えられなかったことも混乱の要因の一つになった。

 フィリピン・マニラのニノイ・アキノ国際空港は、ターミナルが4つに分かれており、ターミナル間の移動も不便。設備のメンテナンストラブルも多い。

【編集 : 高橋大地】

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