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【タイ】いよいよ旧正月のタイは帰省ラッシュが始まる

Global News Asia / 2016年4月14日 11時0分

地方への幹線道路は帰省ラッシュが本格化すると大渋滞で、普段は3時間で行ける距離が10~12時間かかることもある。(撮影:高田胤臣)

 2016年4月9日、毎年4月13日~15日の旧正月ソンクラーンに向け、今年は外資系を中心に11日から休みにしている企業が多く、その直前の週末となる9日から帰省ラッシュが徐々に始まっている。

 本格的な渋滞は11日もしくは12日からとはされるが、9日10日には帰省を始めるバンコク在住の地方出身者も少なくないと予想されており、実際、9日の早朝から交通量がかなり増えている。

 毎年この時期は1年間のうちで最も交通事故が多く発生する。今年は前週に当たる4月4日ごろから警察や関係省庁が飲酒運転の撲滅やヘルメットを被ってのバイク走行を促すキャンペーンを強力に押し進めている。

 ソンクラーンは水かけ祭りとしても知られるが、元々はタイの旧暦の新年であり、毎年日付は違っていた。しかし、1888年に4月1日を正月とされ、また1940年にタイの仏歴(2016年は2559年)を1月1日に合わせて修正したこともあり、タイ政府が毎年日にちを4月13日~15日に固定し、旧正月というニュアンスがかなり薄まってしまった。タイ人にとってはいずれにしても最も重要な日であり、一斉に家族の元へと帰省し、この期間はバンコクの渋滞が解消される。

 水かけは毎年12日にフライングで始める人もいるが、13日早朝から14日夕方までが本番で、15日は静かになる。2016年のソンクラーンは水不足の影響もあり、12日の水かけ祭りは禁止され、13日14日も21時までと時間規制されることになっている。

【執筆 : 高田胤臣】

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