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【タイ】バンコクのラーメン業界は鶏白湯スープが主流に?

Global News Asia / 2016年4月23日 9時0分

特製濃厚鶏白湯らーめんのRサイズ、245バーツ。それほどサイズは大きくなく、濃厚ながらもするりと完食できる。(撮影:高田胤臣)

 2016年4月23日、東京並みに人気店が集中し、ラーメン激戦区となっているバンコク。東京の有名店は為替レートによっては日本よりも高い料金設定にしているところもあるほどだが、日本人と同じくらい麺類好きのタイ人にも受けており、多くの店が大盛況となっている。

 そんな中、日本人経営では1番2番を争うほどの安さで昨年登場した、千葉市の人気店「七星(ななせ)」。こちらはこれまでタイでは見かけなかった濃厚な鶏スープを使ったラーメンで、タイの日本式ラーメン業界に新風を巻き起こした感があった。

 そして、先月、日本人が多く足を運ぶ商業施設のKビレッジ内に、同じく鶏のスープが売りの「濃厚鶏そば たけいち」が進出してきた。10時間じっくり鶏を煮込んだスープが売りで、「七星」同様にこってりとして、全身の疲れを癒やしてくれる味わいを楽しめる。

 この「たけいち」は土地柄もあってか料金設定は「七星」と比べればずっと高い。それでもSサイズで130バーツ程度からあり、再度メニューも充実していて、路線が「七星」とはやや違う印象を受ける。

 濃厚鶏白湯スープが短期間に2軒も登場し、いよいよバンコクのラーメン戦線も厚みが増してきたようである。

【執筆 : 高田胤臣】

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