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中国人観光客が被害に「騙された! 日本にはもう行かない」不良免税店の仕組みをタイメディアが解説

Global News Asia / 2016年5月5日 20時43分

不良免税店は、背後に中国人が関与しているケースが一般的。(パタヤを訪れた中国人観光客)

 2016年5月5日、日本を旅行する中国人旅行客が“不良免税店”に遭遇しているとの報道について、タイメディアが仕組みを解説した。実は数年前に同様のことがタイでも起こっていたという。

 不良免税店は、背後に中国人が関与しており、仲介者がバックマージンを受け取る仕組み。すべての取扱商品が市場価格よりも10%以上高く設定されている他、ナットウキナーゼや酵素、DHAなどの健康食品を市場価格の数倍という高額で買わされる手口が続発している。不良免税店に案内する旅行会社もグルになっているケースがほとんど。

 ターゲットは、初めて海外旅行に出かける団体の中国人観光客。バスで乗り付け、土産を買える場所はここだけと説明し、購買意欲をあおる。名称も公的な機関を連想させるような店舗名(○○公社、日本観光○○など)をカモフラージュに付けている店も多い。不良免税店は、クローズドで、個人旅行者や、日本人が入店できないよう、入り口でチェックしている。
【編集 : KM】

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