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【タイ】猛暑が続くタイ 日本大使館から酷暑に関する注意喚起

Global News Asia / 2016年5月7日 15時0分

ビーチリゾートは暑い方が適しているかもしれないが、バンコクなどは照り返しなども強く、知らぬ間に脱水症状や熱中症になっていることもあるので注意したい。(高田胤臣 撮影)

 2016年5月7日、タイは全土で猛暑が続いており、在タイ日本大使館から酷暑に関する注意喚起が出ている。

 タイは年間を通して4月、5月の気温が高いが、特に今年は酷暑ともいえるほどの気温となっている。在タイ日本大使館のホームページ上に掲載された注意喚起によれば、タイの報道では酷暑が原因による死亡者が3月以降20人以上にもなっている。

 タイの気象局のサイトで5月7日の気温予測を見ると、バンコクを含めた中央部が最高気温38℃/最低気温29℃、東部38℃/28℃、東北地方の東側は40℃/27℃、ラオス寄りの東北地方は38℃/27℃、北部40℃/26℃、南部のプーケット県周辺は36℃/26℃、同地方のソンクラー県周辺は35℃/26℃となっている。

 タイの場合、陽射しが非常に強いため体感温度は気象局の予想気温を上回る。そのため、在タイ日本大使館では「タイに渡航・滞在を予定されている方や既に現地に滞在されている方は、現地の気象状況をよく確認するとともに、こまめな水分補給を心がけ、日中の激しい運動を避けるなど、ご自身の体調管理に十分注意してください」と呼びかけている。

 タイ国内の商業施設はサービスの一環もあってか空調設備の設定温度がかなり低い傾向にある。屋外との温度差も大きいので体調を崩しやすい。タイ旅行の際はそういった点でも注意が必要である。
【執筆 : 高田胤臣】

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