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騙し合いの多い中国、責任転嫁はお家芸か!

Global News Asia / 2016年5月11日 8時45分

騙されたら、泣き寝入り。(イメージ写真提供http://mika-rika-free.jp/)

 2016年5月9日、日本を訪れる中国人観光客が悪質な免税店で、だまされていると中国のCCTV(中国国営放送)が伝えている。悪質な免税店は中国人が支配しているのだが、その点を隠して、日本の行政当局がしっかり管理をしていないせいだと印象付ける責任転嫁的な構成になっている。

 中国での買い物は、品定めが重要だ。検品作業がきちんと行われていないため、不良品が店頭に並んでいることも多く、不良品をつかまされないよう、箱入りの商品でも、箱から出して商品を確認しなければならないのが普通。確認作業をせずに、商品を購入してしまうとそれからが大変だ。店側は、快く返品や交換には応じてくれないことが多いからだ。

 店側の主張は、良品を客が壊して因縁をつけているとの考えから。客と店の信頼関係が成り立たない社会構造にある。
 
 タイの有識者は「たとえ自分が悪いと分かっていても、それを認めてしまうとすべてが崩壊してしまう危惧があるので、素直になれないのではないか」と見ている。
【編集 : 安麻比呂】

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