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ラオスフェスティバルー東京代々木公園で5月28-29日開催

Global News Asia / 2016年5月18日 9時0分

今年のラオスフェスティバルのパンフレット

 2016年5月28-29日、東南アジアの小国ラオス人民民主共和国の文化や伝統をアピールするラオスフェスティバルが、今年も5月28・29日の2日間開催される。ラオス本国からアーディストも来日。ラオスの文化、芸能、食べ物を知る貴重な機会として注目が集まる。

 中国、タイ、ベトナム、カンボジアと国境を接するラオスは、まだ日本での認知度は低い。しかし、そこで育まれてきた文化や歴史には注目に値するものが多い。海のない山岳国家であるラオスは、小国ゆえに豊かな自然も残されている。そこには20とも40とも言われる少数民族が山岳部にそれぞれ独自の風習を守りながら暮らす。その一方で、首都ビエンチャンなどの都市部では、近年急激な開発も進められている。

 ラオスフェスティバルは、在日ラオス大使館と、さくら国際高校などが主催する手作り感溢れるフェスティバルだ。会場には、数々の飲食店ブースが並ぶ中で、欧米でも評価の高いラオスのビール「ビヤラオ」が味わえる他、ピンガイ(ラオス焼き鳥)、サイウア(ラオス辛いソーセージ)、ガオピアック(ラオスうどん)といったラオス料理を堪能できる貴重な機会でもある。

 また、メインステージには日本のアーティストも多く応援に駆けつける。参加予定は、サンプラザ中野くん、水越恵子、庄野真代、美月優など。そしてラオス本国からラオス国立芸術院舞踊団が伝統の舞いを披露し、伝統楽器ケーンなども演奏される。ケーンとは、ラオスからタイ東北部に伝えられる楽器で、構造は日本の雅楽器、笙と似ている。左右に配された管をリードで響かせ、伴奏とメロディーを同時に奏でることができる。いわば、吹くピアノとも言うべき楽器だ。

 さらにセルスのサック、ナムフォン、ターなど現在ラオスの若者に人気のトップ歌手もやってくる。こちらもラオスの若者たちの音楽を聞ける貴重な機会になるだろう。毎回会場はラオス本国とも似たのんびりしたムードが漂い、あちこちでビヤラオで乾杯する姿が見られる。親日家で陽気なラオスの人々との交流を楽しみに、ぜひ参加してみてはいかがだろう。

フェスティバル詳細:
公式ページ:http://www.laos-festival.info/
facebook:https://www.facebook.com/laofes

【執筆 : そむちゃい吉田】

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