ラオスフェスティバル開催ーラオスの人気歌手も来日
Global News Asia / 2016年5月29日 0時13分
ラオスで絶大な人気を誇るロックバンドCELLSの男性ボーカル、サック(SACK)とラオスで人気急上昇中の女性歌手ナムフォン(Namfon)が観客を沸かせた。日本とフィリピンで音楽活動をしているiwapt(イワプト)が舞台を終えた彼らに話を聞いた。
2016年5月28日、代々木公園で行われたラオスフェスティバル2016。メインステージではラオスで絶大な人気を誇るロックバンドCELLSの男性ボーカル、サック(SACK)とラオスで人気急上昇中の女性歌手ナムフォン(Namfon)が観客を沸かせた。明日も開催される。
その彼らのライブを観客席から見守っていた日本とフィリピンで音楽活動をしているiwapt(イワプト)が舞台を終えた彼らに楽屋で話を聞いた。ラオスでは日本の音楽がどれほど認知され、どの様な音楽が流行っているのか? また日本の文化についてどのように感じているのだろうか。
iwapt : どうして、今回のラオスフェスティバルでライブをやることになったの?
サック: さくら国際高校が招待してくれたんだ。俺は日本に来たのがこれで4回目だよ。ナムフォン(Namfon)は初めてだね。
iwapt :今日、代々木公園のメインステージでサックとナムフォンはデュエットして素晴らしかったね。君達はグループなの?
サック : 俺達はお互いソロです。だけどナムフォンの曲は俺が書いている。ナムフォンはシンガー専門だけど、俺は歌以外にも作詞、作曲を自分で手がけているんだ。
iwapt :楽曲はどのようにして制作しているの?
サック : 俺はコンピューターで楽曲を制作している。キューベースとプロ・ツールス(作曲ソフト)だ。
iwapt : ナムフォンはどのようにしてラオスのシンガーになったの?
ナムフォン : 歌のコンテストで賞をとったの。
iwapt : 今日の日本のオーディエンスの反応はどうだった。
サック : 日本人は非常に良い人種の方達だと思っている。愛を感じたよ。
ナムフォン : 皆、私達の音楽に集中して聞いてくれて、ずっと手拍子をしてくれたわ。
サック : そうだよね。幾人かの人がステージの前にも来て叫んでくれたよね。その中には俺のファンもいたよ。
ナムフォン : 私達は彼らを誇りに思うわ。
iwapt :日本のアーティストで好きなミュージシャンはいる?
ナムフォン : X Japan(エックス ジャパン)だ! 俺はX Japanの曲を歌ってきた。ラオスの大人のロックローラーは皆好きだよ。あと宇多田ヒカルが好きです。
iwapt : どのようにして日本のX Japanを知ったの?
サック : タイから流れてきているんだよ。ラオス人がタイでX JapanのCDを仕入れてくるんだ。俺の場合も友達がX JapanのCDを聞かせてくれて、その場でしびれたぜ!
iwapt :ラオスでは、今どんな音楽が流行っているの。
ナムフォン : ポップとロックとEDMかな。
iwapt : 日本の文化では何に興味がある?
サック : ファションだよ。オニツカタイガー(アシックス)は最高だ。俺は沢山ここでオニツカタイガーを買って帰るよ。
ナムフォン : オニツカタイガーは日本で最高なブランドだわ。私は日本食かな? 寿司! 昨日寿司バーに早速行って食べたわ!
サック : ラオスフェスティバルの日本のオーディエンスの皆、毎回、拍手と笑顔をありがとう。
サック、ナムフォン : 来年も日本に来れるといいな。日本は人々、町並み、文化、ファション、全てが最高だね!
【編集 : LM】
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