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ベトナム人が月2回行う大切な習慣とは

Global News Asia / 2016年6月5日 9時0分

ベトナムの僧侶

 2016年6月5日、ベトナムでは人口の7割以上が仏教を信仰している。様々な宗派も存在しているが、東南アジア特派員ビジネスレポートによると宗派を問わずほとんどのベトナム人仏教徒が月に2回行っている習慣があるという。

 ベトナムには多くの寺院があり、家やお店には必ずといって良いほど仏壇の様なものがあってお香がたかれている。そのベトナム仏教の中心を占めているのは大乗仏教だが、仏様だけ信じていれば良いというものから、決まりは何もない、厳しい食のきまりがある、など信仰の仕方に差がある。

 しかし、ほとんどの宗派の人々が共通して月に2回行う習慣がある。

 それは「An chay(アンチャイ)」と呼ばれ、精進料理(com chay)を食べる(an)ということである。ベトナムで仏教を信仰する多くの人々は月2回、旧暦の1日と15日に精進料理を食べることが習慣となっている。

 寺院の僧侶達は当然、毎日精進料理を食べているのだが、ベトナムの決まりで僧侶は結婚をしてはいけないというものがある。その為、毎日の食事はボランティアによって作られている。行事の日などは何千人分もの食事を作らなければならないという。
【執筆 : HT】

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