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【タイ】「世界で貢献するJICAシニア海外ボランティア」11・ 田舎暮らし タイの結婚式

Global News Asia / 2016年6月7日 9時25分

 美味しいごちそうがたくさん振る舞われますが、日本のように乾杯で始まり乾杯で終わるということはありません。始まりと終わりが明確になっていないので、おおよその時間に集まり、お腹がいっぱいになったら披露宴参加者は三々五々に帰っていきます。

 ステージも設置されていますが、プロのきれいなお姉さんが衣装を替えながら歌っていました。もちろん参列者も歌ってはいましたが、少数でした。ステージで歌っている人は参列者から御捻り(タイは現金むき出しです)のようなものをいただいていたのは驚きでした。

 宴もたけなわなところで、新郎新婦は各テーブルを回りご挨拶をします。これは日本でもおなじみの光景ですが、新郎新婦の後ろを大きな鉢を持った女性が付いて歩き、ご祝儀を入れてもらっている様子は日本では見かけませんね。ご祝儀は受け付けでもよし、新郎新婦に糸を結ぶときでもよし、テーブル周りの時でもよしのようです。ご祝儀の金額は400バーツ、800バーツのように2で分けられる数がいいそうです。でも8は縁起が良くないそうで、400バーツが相場のようです。親しい友人や親戚、バンコクなどで行われるときはもっと多い金額とのことです。お祝いの気持ちがあればご祝儀なしでも良いよといわれましたが、ホテルなどで行われる場合はそうはいかないでしょうね。

 タイの法律では、男女は共に17歳に達すると婚姻が許され、結婚後は妻は夫の姓を名乗るそうです。タイでは一般の人々の間には新婚旅行はなく、式数日後、若夫婦は親戚や尊敬する人の所に報告に訪れ、祝福を受けるそうです。

お二人の幸せが末永く続きますように。
【執筆/撮影 : JICAシニア海外ボランティア大塚千枝子】


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