アメリカでの中国高速鉄道中止ー決断でき羨ましい・インドネシア鉄道関係者
Global News Asia / 2016年6月15日 3時55分
2016年6月13日、米企業エクスプレスウエストが中国鉄路公司との高速鉄道建設計画(ロサンゼルス―ラスベガス間)の中止を発表したことについて、インドネシア鉄道関係者は感想を述べた。
「中国人民日報は『中国の高速鉄道は、車両の製造、建設、運行システムは世界の注目を集める成果を上げており、コストパフォーマンスでも世界一優れている』と伝えていますが、単なる自画自賛です。それは、中国製プロペラ旅客機MA60を導入した国が後悔しているのと同じです。アメリカは大国で中国と対等に渡り合え、早期に中止を決定できて羨ましい。ジャカルタの地下鉄工事を建設中の日本は、謙虚な態度です。中国のように鉄道技術の自慢話はせずに着実に成果を上げてくれており、感心させられることが多いのです。しかし、中国は机上の空論的な調子の良い話が多く、戸惑わされます」
いくつかの国で、中国の高速鉄道計画はとん挫したり、計画の見直しが求められている。コミュニケーションや習慣の違いが多いのかもしれないが、中国側にも多くの問題があると考えるのが普通だ。
【編集 : KH】
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