タイ国鉄の中央駅ホアランポーン駅が6月25日に100周年を迎える
Global News Asia / 2016年6月24日 9時0分
2016年6月25日、戦前戦後のタイの大量輸送の業界を支えたタイ国鉄の中央駅であるグルンテープ駅、通称ホアランポーン駅が、現在の場所に駅舎が移転してから100周年を迎える。
タイ国鉄自体は今年119年を迎えており、黎明期から欧米や日本の機関車などが活躍している。現在でも戦後すぐの時期に生産された蒸気機関車が、タイ国鉄やタイを記念する特別な日の年4回、ホアランポーン駅から発着する。
また、JR西日本で活躍していたブルートレインが外装こそタイ国鉄の紫色になっているものの、中身はほとんどそのままにバンコク-チェンマイ間を毎夜往復している。
タイ国鉄は依然として90%以上が単線で、日本のように路線は発達していない。運行システムも旧来型で、日本人の鉄道ファンからは「昭和30年代そのもの」とも言われるほど旧態依然としている。
しかし、中央駅の機能を現在の位置からやや北にあるバンスーに移すことが発表されており、また、タイ国内での高速鉄道建設の計画も検討され、今タイ国鉄は大きな転換期を迎えている。
ホアランポーン駅が100周年を迎えながらも、あと数年でその役目が終わる。建物の端々には歴史を感じさせる造りが見られる。100周年だからこそ、ホアランポーンの姿を目に焼き付けておきたい。
【執筆 : 高田胤臣】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
SL時代から新幹線まで「雪と闘う鉄道」の記憶 除雪車の豪快な活躍や「防雪林」が守る線路
東洋経済オンライン / 2025年1月9日 6時30分
-
「0系新幹線」を超えた!? 長~く製造され続けた車両形式5選 見た目変わんないじゃん!!
乗りものニュース / 2024年12月30日 7時12分
-
開業からの変化が激しい「波瀾万丈」の路線3選 元祖本格LRT路線は77年を経て「元のさや」に
東洋経済オンライン / 2024年12月28日 6時30分
-
3/4が日本製? 台湾で「日本の電車」が使われ続ける意外な理由
オールアバウト / 2024年12月25日 21時25分
-
ブルトレから新幹線まで「食堂車」黄金期の記憶 かつては全国を走っていた「鉄道の旅の楽しみ」
東洋経済オンライン / 2024年12月18日 6時30分
ランキング
-
1尹氏支持者「恥かかせる目的」と憤り=公邸前、拘束賛成派は歓喜―韓国
時事通信 / 2025年1月15日 20時29分
-
2ウクライナ和平「就任初日」公約は誇張、トランプ氏側近が認める
ロイター / 2025年1月15日 18時7分
-
3韓国大統領、取り調べで沈黙守る 録画も拒否=捜査当局
ロイター / 2025年1月15日 19時41分
-
4ロシアがウクライナのエネルギーインフラに大規模攻撃 報復か、ゼレンスキー氏が非難
産経ニュース / 2025年1月15日 20時15分
-
5韓国の尹大統領、内乱容疑で拘束 戒厳令巡り現職初、警護庁対峙も
共同通信 / 2025年1月15日 11時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください