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【タイ】バンコクの歩道を歩くときに注意したいこと

Global News Asia / 2016年8月7日 9時0分

堂々と二輪車が歩道を走り、歩行者が避けなければならないことも。また、ナンバープレートをつけていない車両もあり、こういった二輪車に衝突された上に逃走されたら泣き寝入りしかなくなる。(撮影:高田胤臣)

 2016年8月7日、8月に入り日本人観光客も増えてきているバンコク。初めてのタイ旅行では日本とは勝手が違うので注意をしたい点がいくつも出てくる。日本国外の観光の中ではタイは比較的安全に旅行できる国ではあるが、些細な注意不足で怪我をすることもあるので、多少は気を引き締めておきたい。

 例えば、バンコクは歩道を二輪車が高速で走り抜けるので注意したい。バンコク都内は日中や通勤退勤のラッシュ時は大渋滞になる。また、1車線の幅が狭いため、すり抜けできないことも多く、イライラとした運転者が二輪車で歩道に乗り上げて走って行く。タイ警察でも歩道を走行する二輪車の取り締まりを行うこともあるが、台数に対する人員が完全に不足していることと、ドライバーの交通法規を遵守する意志が著しく低い傾向にあることから、その数はあまり減っていないのが現状だ。

 また、歩道の凹凸もかなり多いので注意したい。日本のように歩きやすさなどは一切考慮されておらず、ただ造られただけのものなので、ブロックが浮いていたり、飲食店などの配管が飛び出ている、あるいは屋台などが排水を道路の上にまき散らしているなどで油汚れがひどいなどもある。下水の蓋が外れているなどもあり、転倒した際に傷を負うだけならまだしも、そこからばい菌などが入って化膿してしまうことも考えられる。

 ただ歩道を歩くだけにしてもバンコクは危険がいっぱいだ。特に不慣れな観光客はより注意して歩きたい。
【執筆 : 高田胤臣】

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