【ベトナム】日本の大手百貨店では初出店のホーチミン高島屋は観光客でにぎわう
Global News Asia / 2016年8月8日 17時0分
2016年7月30日、ベトナムの最大都市ホーチミン市に「ホーチミン高島屋」がオープンした。高島屋が入る「サイゴンセンター」は、シンガポールの大手不動産会社ケッペルランドとベトナム企業2社での協同で運営され、高島屋はその核テナントとなる。
ホーチミン高島屋は、地下2階、地上3階で総面積1万5000平方メートル。日本の高島屋と同じく1階には化粧品売り場、地下2階には食料品売り場、いわゆる「デパ地下」が広がる。サイゴンセンター5階はレストランやフードコートがあり昼時には多くの人が店舗前に列を作る光景が見られた。
ベトナムには、イオンなどがすでに出店しているが、日本の大手百貨店ではホーチミン高島屋がベトナム初となり注目される。
ホーチミン高島屋がある場所は、人気観光地が集まる中心地1区で、ベンタイン市場やドンコイ通りからも徒歩5分ほどのレロイ通りと観光客でも分かりやすい場所にある。そのため、オープン2日目に高島屋を訪れると観光客と思われる家族連れの姿も多く見かけた。
高島屋の責任者は、「高島屋はシンガポールですでに23年の経験があり、シンガポールでのノウハウを生かしてますます発展していきたい」と今後の意気込みを語る。
高島屋は、来年2017年にはバンコクでのオープンを控えており、日本へ親近感を持つ人達が多い東南アジア諸国で、購買意欲が高い中間層を取り込む戦略が今後も各社で加速していきそうだ。
【執筆 : 我妻伊都】
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