【ミャンマー】ヤンゴンのIT大学に日本企業が照準 富士通などが製品を寄贈
Global News Asia / 2016年8月10日 9時0分
2016年8月1日、富士通と富士ゼロックスは現地パートナーと共同で、ヤンゴン情報技術大学へ複合機などの製品を寄贈した。ミャンマーの情報技術(IT)関係の大学に対し、日本のハイテク企業が関係を深めようとしている。
今回寄贈したのは、富士通のスキャナーと富士ゼロックスの複合機など。同国の通信網の重要拠点のひとつである同大学で使ってもらうことでスタンダード化を目指す。また、専門家や学生に製品の使い方を覚えてもらうことで、利用者を増やす狙いもある。
富士通はこれまでも同大学にパソコンなど教育機器を寄贈しており、「富士通ICTラボラトリ」と呼ばれる教室もある。ミャンマーにデータセンター建設を進める日立グループも同大学内に「日立ミャンマーラボラトリ」を設立し、人材育成に注力している。
ミャンマーでは民主化とともにIT化の推進が叫ばれている一方、深刻なIT人材の不足が指摘されている。富士通や日立などは、人材の育成を支援することで業界全体のすそ野を広げるほか、優秀な人材の囲い込みを狙う。このほか、NTTデータはヤンゴンに独自のシステムエンジニア(SE)養成学校を設立しており、卒業生を積極的に雇用する方針だ。
【執筆 : 北角裕樹】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Coltが 西日本での自社ネットワーク拡張において、世界最高クラスの大容量と低消費電力を実現する富士通のトランスポートブレードを活用
PR TIMES / 2024年11月28日 17時45分
-
変革の軌跡~NECが歩んだ125年 第6回 栄光のはじまり、NECのコンピュータ開発史
マイナビニュース / 2024年11月26日 12時0分
-
エンタープライズIT新潮流 第37回 B to B営業での企業ブランドの作り方
マイナビニュース / 2024年11月12日 12時51分
-
「なぜ今、ミャンマーなのか?」~人材不足解消の最後の切り札~ ミャンマー圧倒的No.1人材送り出し機関「ミャンマー・ユニティ」が新刊本を11月1日発刊・記念無料プレゼントも
@Press / 2024年11月6日 12時0分
-
社会人の「今から勉強してIT人材に転身し年収増」は可能なのか…大学教授が勧める"最初のプログラミング言語"
プレジデントオンライン / 2024年11月5日 8時15分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください