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【ベトナム】サッポロがオリジナルビール投入で新たにビール好きな中間層を狙う  

Global News Asia / 2016年8月15日 15時0分

7月28日発売のブルーキャップ(撮影:我妻伊都)

 2016年8月15日、サッポロホールディングス(東京都渋谷区)のベトナム現地法人は、7月28日にベトナムでのオリジナルブランド「ブルーキャップ」を発売した。

 ブルーキャップは、2011年に稼働させたベトナム自社工場で生産し、翌12年から発売している「サッポロプレミアム」より2割ほど安くし中間層をターゲットした新ブランドだ。

 まだ街中のコンビニエンスストアでも見かける機会は少ないが、ブルーキャップは、コクがあるサッポロプレミアムと比べると薄味でさっぱりした味わいが特徴だ。

 サッポロホールディングスの発表では、ベトナムへ本格参入した2012年から3年間で売上数量は約2.8倍まで伸ばしているが、目標製造数量には達していない。また、ベトナムのビール市場は鈍化の傾向をみせ始めているも、まだまだ拡大すると予想しており、同社では、ブルーキャップ投入でさらなる顧客獲得を目指す。

 コンビニエンスストア等でのブルーキャップ(330ミリリットル缶)販売価格は、1万3000ドン(約60円)から1万5000ドン(約70円)ほどで販売されている。

【執筆 : 我妻伊都】

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