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【ミャンマー】スマホ1人1台時代で、マハバンドゥーラ公園がポケモンの狩場に

Global News Asia / 2016年8月16日 11時0分

マハバンドゥーラ公園に集結する「ポケモントレーナー」ら(撮影:北角裕樹)

 2016年8月16日、世界的にブームとなっているスマートフォンゲーム「ポケモンGO」が、スマホが普及し始めたミャンマーの若者に受け、ヤンゴンの中心部にあるマハバンドゥーラ公園にユーザーの「ポケモントレーナー」が集まってきている。多数の利用者が集まることでポケモンが捕まえやすくなるため、ユーザーの集結地になっている。

 マハバンドゥーラ公園には、独立記念塔やライオン像などの見どころがあり、「ポケストップ」として登録されている。また、付近のスーレーパゴダやヤンゴン市庁舎、旧最高裁判所などもポケストップとなっている。ポケストップでは、ユーザーがアイテムを取得できるほか、ユーザーの誰かがポケモンを呼び寄せるアイテムを使うことで、効率的にポケモンを仲間にすることができる。

 ミャンマーでは、2011年の民政移管後に通信事業を規制緩和した結果、軍政時代は数十万円したとされるSIMカードが1500チャット(約128円)まで値下がりし、スマートフォンが急速に普及。都市部では1人に1台のスマホを持つことは当たり前になった。こうしたスマホを使い始めた若者が、最新ゲームとしてポケモンGOに飛びついた形だ。

 ミャンマーでは従来の通話から、フェイスブックやゲームなどのデータ通信に需要がシフトしつつあり、中東系の通信事業者オレドーなどがLTEのサービスを開始。KDDIと住友商事が共同で事業を行う国営ミャンマー郵電(MPT)も近くLTEに乗り出す見通し。誕生したばかりの通信市場のシェア争奪戦に拍車がかかっている。

【執筆 : 北角裕樹】

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