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【ミャンマー】ミャンマー市民銀行が上場でストップ高、ヤンゴン証取3番目

Global News Asia / 2016年8月31日 9時0分

8月26日、初取引を記念して鐘を鳴らすミャンマー市民銀行の幹部ら(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2016年8月26日、ヤンゴン証券取引所の3番目の銘柄として、ミャンマー市民銀行が上場を果たした。この日の取引では、値幅制限いっぱいの7,800チャットのストップ高。上場後に急上昇する傾向は先に上場した投資会社のファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)など2銘柄と共通するパターンで、ミャンマー人投資家の新規上場株への関心の高さを示した。

 同銀のトーアウンミン会長は、上場初日にストップ高となったことについて「投資家の信頼の表れでとてもうれしい」と話した。

 同銀は、1991年にミャンマー商業省傘下の銀行として設立。2016年3月期の税引き前利益は約70億チャット(約5億9000万円)。国内21店の店舗網を今後5年間で50店に広げる計画だ。

 ヤンゴン証取では3月にFMIが、5月にティラワ経済特区(SEZ)開発のミャンマー・ティラワSEZホールディングス(MTSH)が上場。このほか、建設大手のグレート・ホーカム、農業関連のミャンマー農業公社などが上場審査中だ。

【執筆 : 北角裕樹】

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