【タイ】MBKセンターのフードコートはラビットカードが利用できる

ラビットカードの支払い用端末(撮影:高田胤臣)

　2016年8月31日、タイ人や外国人に人気のショッピングスポットとなっている「MBK(マーブンクローンセンター)」。商業施設らしく、1階と5・6・7階に飲食店が集まっており、タイ料理だけでなく外国の料理も楽しめる。特に6階のフードコートは席数が多く、店もそれなりにあって、食事時は沢山の人で溢れかえる。

　このMBKのフードコート「フードアイランド」は高架電車BTSスカイトレインのプリペイドカードである「ラビットカード」をそのまま利用することが出来て、ユーザーには便利であった。通常は引換所で希望の金額をプリペイドにしてもらい、注文時に利用する。あまった場合は再び引換所に行ってカードを返せば、その分は現金で戻してもらえる。

　これがこのフードコートではラビットカードをそのまま利用できるし、ラビットカードでこのフードコートのプリペイドに引き換えることも可能だ。コンビニエンスストアなどでもラビットカードを利用できるようになっており、日本の私鉄のプリペイドカードに利便性が近づきつつある。ただ、高架線のBTSと地下鉄のMRTではプリペイドカードが共通ではないため、本当に便利になるにはまだまだ時間がかかりそうである。

【執筆 : 高田胤臣】