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【タイ】日本のように詰めすぎて乗車しないのがタイ式

Global News Asia / 2016年9月4日 9時0分

タイ人などは入り口に集まる傾向があり、奥まで行けばもっと乗れるということも多々ある。(撮影:高田胤臣)

 2016年9月4日、バンコクを走る高架電車のスカイトレイン(BTS)。BTSは観光客に人気のショッピングスポット各地を結んでいるため、朝夕は会社員や学生の通勤通学ラッシュ、日中は観光客で乗車率が非常に高くなる。

 開業当初は赤字続きだったBTSも、その後黒字化すると共に乗客数のキャパシティがいっぱいいっぱいの状態になった。そのため、当初は3両編成だったものを現在は4両にしている。それでも乗客は増え続けているし、タイミングによってはプラットホームから車内に入ることができないほど乗客が乗っている。

 タイではあまり詰め込んで乗らない。日本の朝夕ラッシュのようにぎゅうぎゅう詰めで乗ることはまずない。そのため、編成数が増えたにもかかわらず、プラットフォームに乗れなかった人が溢れてしまう。

 さらに編成数を増やせばいいのではないかと考えるが、BTS本社の担当者によると、想定している平米あたりのキャパシティーには到達していないため、現行でまだ行けると考えているそうである。

 日本人の経験からはもっと詰められるはずなのだが、どうしてもここはタイであり、タイ人の感覚に従うしかない。常夏の国なので、汗っかきの人に密着することを考えれば、今のように多少隙間がある方がいいのかもしれない。
【執筆 : 高田胤臣】

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