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【タイ】バンコクなど豪雨が相次ぎ各地で冠水

Global News Asia / 2016年9月23日 15時0分

雨期に入ったバンコク。ゲリラ豪雨の場合、傘をさしてもあまり意味がないほどの降雨量になる。(撮影:高田胤臣)

 2016年9月22日、タイも雨季が終わりに近づいており、豪雨が昼夜に関係なく降るようになっている。そのため、バンコクなど各地で冠水が相次いでいる。

 タイの雨季は毎年5月~10月末までの間とされているが、近年は必ずしもその期間で雨が降らなくなるということはなくなっている。しかし、毎年9月10月は雨の降り方が一定しなくなり、各地で豪雨となる。

 タイの豪雨は日本でのゲリラ豪雨のようになり、集中的に短時間で雨が降る。雨季の終わりはこの範囲が広くなり、ときには長時間降り止まないこともある。今年も9月下旬に入り、いよいよ2016年の雨季の終わりに向けて雨の降り方が不規則になってきたようだ。

 不規則に長時間降ることから、バンコクでは冠水する箇所が多くなり、夕方や深夜に降ると会社員や学生の通勤などにも影響を及ぼす。観光客も移動が困難となり、予定しているコースを巡ることがやや難しくなる。

 タイでは集中豪雨の直前に突風が吹くことが多い。その強風により雨が来ることが体感的にわかるのだが、タイは建築物の建設基準が日本よりもずっと甘いため、そういった風によって看板や小さな建物が倒壊することもある。例年、この時期にはこの突風で負傷者、ときには死者も出るほどなので、この期間にタイに滞在する場合は雨のほかにも風にも注意しておきたいところだ。

【執筆 : 高田胤臣】

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